つれづれ日記

看護師も40歳近くなってくると20年近い経験を積み、看護師としての仕事だけでなく、技術や知識も豊富に持ち合わせております。

ベテラン看護師は現場では頼りにされる存在ではありますが、その一方で、同じ職場のスタッフからは煙たがられてしまう傾向があるようです。

煙たがられる理由は、後輩看護師に対して威圧的な態度をとったり、態度が傲慢で、他の看護師のお手本になる振る舞いをしていないなどがあります。

そうならないためには、仕事に慣れや驕りがないかを自分自身でチェックしましょう。

仕事については、新人や中堅看護師よりも上手こなすことは出来ますが、経験が長ければ長いほど、どうしても慣れが生じてきます。こうした看護師ほど厄介なものはなく、自分だけではなく、職場にとっても良い影響を与えません。新人看護師の様な謙虚な気持ちを持って勤務しましょう。

ベテラン看護師ともなると、他の人の見る目も違ってきます。新人であれば失敗をしても、ある程度多めに見てもらえるでしょうが、ベテラン看護師はそうはいきません。ちょっとした失敗でも厳しく評価されてしまい、下手をすると、いっぺんに信頼を失ってしまいかねません。

ベテラン看護師に求められるのは、看護師としてのお手本です。その姿を見て新人・中堅看護師が育っていくのです。

このため、常に人から見られているという意識や自覚をもって仕事に望むことです。そうすれば、現場や後輩にも尊敬され、なくてはならない看護師となるでしょう。

また、ベテラン看護師は現場においてはよき指導者でなくてはいけません。これまで培って来たノウハウを後輩の看護師に伝えていく責任があるのです。

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