つれづれ日記

女性芸能人の結婚がニュースで発表されると、必ずと言って良いほど付け加えられるのが「妊娠○○ヶ月です」とか「なお、現在、○○さんは妊娠しておりません」というフレーズです。

いわゆる、「できちゃった婚」かそうでないかを伝えているのですが、こうしたニュースを聴くと、妊娠なんて簡単にするものだとつい錯覚してしまいます。

しかし、現実は必ずしもそうではありません。結婚してから何年も子供に恵まれず、高いお金を掛けて不妊治療を行っている夫婦も結構いるのです。

特に、現代社会においては、益々、妊娠しづらくなっております。その原因の一つが女性の社会進出に伴って、結婚が遅くなり、出産が後回しになってしまった。夫婦共稼ぎのため子供を作れる状態ではない。あるいは、収入が不安定で子供を欲しくても産むことが出来ない場合もあるでしょう。

結婚が遅くなると、必然的に初産の年齢が上がっていき、そうすると、妊娠しにくくなりますし流産の可能性も高まります。特に、38歳を超えると妊娠の可能性は限りなく低くなると言われております。

最近では、若い女性でも仕事のストレスなどでホルモンバランスが崩れてしまい、なかなか妊娠しにくい体になっている人も多いのです。

このように、晩婚化、仕事上のストレス、日常生活や食生活の乱れなど、現代社会特有の様々な要因によって、妊娠ということがとても難しいものになってしまっているのが現状です。このため、妊活をはじめたら焦らないこと、自分を追い込まないことが大切なのです。

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