つれづれ日記

ホメオスタシスとは、人間が体を維持し生き続けられる様に、エネルギーの消費を減少させる機能です。すなわち、体は、栄養が足りない状態になると自動的に省エネモードになのです。

ダイエットの時に、このホメオスタシス機能が働いてしまうと、食事を制限しているのにも関わらず体重が減らないという状態すなわち、停滞期に入ります。この期間中にダイエットを中止してしまうと、逆に、ダイエット前よりも体重が増えると言う現象がおこります。

これをリバウンドと言いますがリバウンドが起こる理由はオメオスタンス以外にもあります。その１つが基礎代謝力の低下です。

基礎代謝は体を全く動かしていない状態であっても呼吸をする、心臓を動かすなどの生命活動のために使っているエネルギーのことです。

人が１日に消費するエネルギー量のうちの約７割は基礎代謝量であると言われています。ダイエットをするのであれば、体の７割を占めている基礎代謝量をあげることが大切になりますが、基礎代謝力は体の大きさと筋肉に比例しています。

食事制限などを行うと脂肪と同時に筋肉も落ちてしまいます。そうすると自然に基礎代謝力も低下します。基礎代謝が落ちている状態で食事量を元に戻すと体重が増えてしまいます。それがリバウンドへとつながるのです。

もう１つの理由は満腹感のずれです。満腹感は脳の視床下部の満腹中枢というところに刺激がおくられることによって生じます。しかし、ダイエットを中断したとにダイエットをする前と同じ量の食事をしても満腹感を得ることが難しくなります。

これが満腹感のずれですが、満腹感を得られることが出来ないと、どか食いなどを
してしまうことになり、リバウンドしてしまうのです。

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