つれづれ日記

昭和20年代の子供の頃、親から、「漫画ばかり見ていないで、宿題しなさい!!!」と叱られるのが日課でした。

このように、漫画=悪いものと見なされ、持つことも、人前で読むことも憚られたものでした。

しかし、今では、立派な文化として確立しており、それは世界中にその名を知られております。

確かに、日本の漫画は、絵の仕上がりもさることながら、表現力やストーリー性、創造性、独創性、どれをとっても世界に誇れるもので、子供だけでなく大人も楽しめるものです。さすが、鳥獣戯画を生みだした国だと、自慢の一つもしたくなります。

子供の絵本や小説も、絵と文字を使って表現しますが、漫画は、文書よりも絵を動画的に描写することによって情報を伝え、物語を展開して行きます。

文字は登場人物のセリフや擬音を表現するのに使われ、これを、コマや吹き出しに入れて表現します。

その漫画の魅力は、現実ではあり得ない、起こり得ない色んな世界を疑似体験できることでしょう。

自分が体験できなかったこと、自分が実現できなかったことを、漫画の主人公や登場人物が行うことに、ドキドキワクワクしながら疑似体験することが出来ます。

また、同じ趣味を持った友人と、漫画を通じてコミュニケーションとれるのも魅力のひとつでしょう。

あるいは、自分の人生に大きな影響を与えたり、人生の勉強に役立戸ものもあるでしょう。

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