つれづれ日記

お店に行った時、価格は違うが店頭に同じような商品が2つ並んでいるとき、あなたは、どのようにして、その内の1つを選びますか。

普通の日用品であれば、消耗品ですからやはり価格の安いものを選ぶことでしょう。でも、電気製品やバッグ、腕時計など、長く使いものであればどうでしょう。

安物買いの銭失いというように、余りにも安いものを買ってしまうと、すぐに故障したり壊れたりして使い物にならなくなり、結局は買い直す羽目になりかねないことを考えると、聞いたことのないメーカーの製品よりも、多少値は張っても名の通ったメーカーの製品を選ぶのではないでしょうか。

このように、この会社が作ったものなら信頼できるだろう、日本製のものであれば間違いないという理由から、商品を選び、信頼や愛着を与えるような企業や商品が持つ価値のイメージを表す概念がブランドです。

ブランドイメージが高ければ高いほど、たとえ値段が高くても多くの人に選ばれる可能性が高くなります。逆に、ブランドイメージが悪いと、いくら価格が安くても選ばれにくくなります。

多くの消費者に自社製品を選んでもらい続けるためには、マーケティングを行なってブランド戦略を取り入れ、ブランド価値を高める必要があります。

効果的なブランド戦略を打ち出すための有効な手段は、アンケートを行って購買層の好みや関心を知ることが第一歩となります。

アンケートを通じて、消費者がどのようなものを望んでいるか、自社製品や自社に対してどのようなイメージを持っているか、どのようなことに不満を抱いているかが分かり、そこから、対策を打つためのヒントを得ることができます。

闇雲にブランド戦略を行っても、期待通りのブランドイメージを消費者に浸透させることは難しいのです。

競合する商品の優位性を獲得したり、明確な差別化を図ったりすることは、そう簡単なことではありません。

効果的なブランドマーケティングを行うためには、まず、アンケートを効果的に使って、消費者が自社や商品に対して持っているブランドイメージの現状を把握することがなによりも大切なのです。

正規品と並行品の違いは?