つれづれ日記

毛ガニを買うにあたって気を付けたいのは、購入のタイミングです。すなわち、毛ガニは通年手回っているため購入しやすいのですが、各自治体や漁協によって、漁期が少しづつずれています。

北海道沿岸では、毎月、どこかで毛ガニ漁がおこなわれていますが、月によっては、漁場は違っており水揚げ量も一定ではありません。

また、漁期も十勝、釧路と、オホーツク海で休漁期を交代するシステムになっているため、休漁期にはストックがなく、品薄になっていることもあります。

このため、こうした時期は当然値段が上がりますので、生の毛ガニを購入するには、特に漁期に気を付けなければなりません。また、本州の近海物だと漁期は２月から６月にかけてです。このため、６月を過ぎると冷凍品しかありません。 直接見て買うときは、フジツボがついているかどうかをチェックしましょう。

フジツボは、貝のような仲間の１種で、大きさは５ｍｍ位から１ｃｍ以上のものがあります。

付いているフジツボが小さいということは、脱皮してからの時間が短いということになります。逆に、大きなフジツボが付いているほど、脱皮後の時間が経過しており、それだけ、味が濃いということになります。このため、通販で購入する場合は、商品画像でチェックしましょう。

また、色合いも重要な判断基準となります。毛ガニは上手に茹でられていると、鮮やかな赤い色に仕上がります。

しかし、時間が経つほど色合いが悪くなりますので、黒ずんだ色のものや、なんとなく乾燥したように見えるものは避けたほうが無難です。

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