つれづれ日記

■就業規則で副業が認められているか

企業は就業規則で労働条件などに関する細かな決まり事を定めております。

この中で、副業を禁止している企業もあります。

就業規則で副業が禁止されているにもかかわらず副業を行っていることが発覚した場合は、就業規則違反で減給や懲戒など処分の対象になる可能性があります。

副業をしたいと考えている方は、まず、自分が勤めている企業が副業を認められているかどうかを確認しましょう。

■本業に支障をきたさないか

副業を始めるにあたっては、本業との両立が可能かどうかを良く検討する必要があります。

自営業者やフリーランスの方であれば、それほど気にする必要はないかもしれませんが、会社員の場合は１日8時間の就業時間に加え残業時間も考えると、副業にかけられる時間はそれほど多くはありません。

ましてや、手間や時間のかかる副業だと、本業に支障が出る可能性があります。

副業に充てる時間を確保するために睡眠時間を減らすなど無理を強いられる可能性もあります。

そうすると、本業でのミスが増えたり、健康を損ねたりすることもあります。

副業にどのくらいの労力や時間がかかるのかをよく確認して本業とのバランスを見極めることが大切です。

■信用できる仕事か

いくら収入の多い副業であっても、違法な取引やグレーな仕事はさけましょう。

「手間が少なく稼げる仕事」として募集している求人の中には、詐欺まがいどころか、「闇バイト」のような犯罪行為を前提としてものも存在します。

これを避けるためには、発信者のHPや外部からの評価を調べ、問題がないかしっかり確認しましょう。

また、副業を始める前に、高額な初期費用がかかる場合やセミナーへの参加、勧誘を強要されるケースも詐欺などの可能性があります。

信用できない仕事を副業としていることが本業の会社に知られれば、評価を落とされる可能性もあります。

副業のメリット